7万ヒットありがとうございます。

nekoyamada2552008-09-30



 はたして僕は風邪なのか? それとも金欠病なのか?
咳が止まらないネココです。 おはようございます。

 そしていつの間にか7マンヒットです。 ほんとうれしいですね。
12月には8マンも夢じゃないよ。




【隣の熊井さん 第一話】

入学式が終わり教室に向かう俺達、同じ中学の奴もいるが
やはり高校となると雑多な奴らがいる。
 担任が席を決めるためにくじを作ったという。
高校一年になったがまだまだ子供というかんじで皆喜んで
くじを引きに行く。 
 勿論俺もわくわくしつつくじをひく席はできれば窓際がいい。
つまらない時は窓の外をのぞいてひまつぶしだ。

 くじをひいてみると、、、窓際後方だ。やはりくじ運がいい。
席に座り窓の外を見ると桜が咲いているのが見える。
うん ここで正解だ。
 机に影がぬっと現れる、どうやら隣の席に人が来たらしい。
ふとそいつの顔があるであろう場所を見る。 
しかしそいつには顔がなかった。 いや顔はあるんだろうがそこには胸しかなかった。
さらに視線を上にあげると、、顔があった。 思わず
 「でけぇ、、」

すると その女子は ギラッとすさまじい視線で睨んできた。 高低差があり見下されている
のでさらにすさまじさが増しているように感じる。 等高線が必要かもしれない。
 おれは焦って
「違うんだよ。ほら、君の後ろの黒板。あれがとても大きいだろ、だから思わず『でけぇ』って
言っちゃったんだよ。 中学とは違うよね 品質とか大きさとか」

 ふりかえり黒板を見たその子も「中学とは違うかな?」ととぼけた事を言っている。
内心は、いや、、同じですよ、、と言いたかったがまたあの視線で睨まれたら失禁しかねない。
だまってすごすとする。

 隣の女の子はその後のHRでも教室にかかっている掲示物をじーっと読んでいる。
特に校長が書いたミミズが腹踊りしたような書体の校訓がお気に召したようで口を動かして
読んでいた。 時々意味が解らないらしく眉をしかめていた。
先程は背の大きさばかり気になってしまったが、髪の長さや髪のきれいさがちょっと普通の
人より目立っていた。 顔も整っているほうである。 こりゃ中学時代モテただろうなーと推測される。

 担任が突然俺の名前を呼ぶ
「それではウサギ小屋の担当は頼んだぞ。隣の熊井としっかりやるんだぞ」
・・・?? 隣の女子の観察をしていたらいつの間にか係が決まっている。
どうやらHRの内容はこれから一年の係のようだ。。。 というか うさぎ小屋って中学かよっ

 ふと隣を見ると熊井さんが俺をじっと見ている
なんだからもっさりした声で「よろしくね。」と言った。
 俺も「よろしく」と言う。 

熊井か、、名は体を表すとよく言ったもんだ。うさぎを食べなければいいけどな。
冬眠するのかなぁ? 

 



 暇なんでちょっと書いてみた でも 続くかしらw
じゃぁ ねー